2009年8月19日
スカイダイビングのイメージとその実際
命綱もなく速いスピードで落下するさまと、もしパラシュートが開かず地面に叩きつけられたら、という想像が未経験者の恐怖をたいへん煽るスポーツである。恐怖感のある初心者はインストラクターの腹に体を固定して2人でとぶタンデムジャンプからスカイダイビングを始めることもできる。
ベリーフライ(俯せの体勢)の場合の降下速度は空気抵抗と重力加速度約9.8m/s2が釣り合い、時速200キロメートル程度で安定する。頭を下にした姿勢では空気抵抗が少なくなるため時速300キロメートル程度まで増速可能である。それ以上の速度の必要な試験ジャンプでは空気抵抗を少なくするためのコーンなどを使用する。もし真空中の落下であれば高度3,000mからの落下で地上では毎時871kmになる。大気中では体重の重いジャンパーほど降下速度が速くなるので他の降下者と速度を合わせるために体重の軽いジャンパーがバラストを用いることがある。
降下中は自分の落下速度との比較物が周囲にないため強烈な風圧は感じてもスピード感はほとんど無く、体験者は「強い風に乗って空に浮かんでいる感じ」という感想を述べることが多い。
パラシュートが開いた直後にジャンパーが上昇するという誤解がある。これはエアカメラマンが降下しながらパラシュートによって減速する被写体のスカイダイバーを映した映像を見て生じる誤解であり、ジャンパーが降下開始後に上昇することはない。
人間が自由落下すると自然に頭部が下になるように思われがちだが、実際には意図的に姿勢をコントロールしない限り「仰向けで腰部を折り曲げた状態」で水平面内で回転しながら落下する。頭部を下にした降下姿勢を維持することはフリーフライを習得する際の重要課目である。
事故について
パラシュートが働かなければ死亡事故となるため、通常メインパラシュート(主傘)とリザーブパラシュート(予備傘)の2つを装備するのをはじめ器具には幾つも安全対策が施されている。上空で意識を失った場合のために自動的に低高度を検知してパラシュートを開く装置もある。リザーブパラシュートにはその使用の有無に関わらず有資格者が一定期間毎に点検する制度がある(航空機乗員用の非常用パラシュートは別扱い)。
パラシュートを開こうとしたのに全く開かなかったと言う事故はほとんど発生しないが、パラシュートが絡まって墜落したり、着地時に激しく転倒して負傷するなどの事故は発生している。しかしその原因は、不注意や技量の未熟な者が無謀にも高度なテクニックに挑戦するなど、気をつければ防ぐことの出来る事故がほとんどである。
事故率については総ジャンプ数の把握が困難なため正確な統計がない。一説には重傷を負う事故が1000回に1件、死亡事故は5万回に1件程度といわれている。米国内での死亡数が年間30名前後である。世界での数値としては年に60名程度の死亡が把握されている。一般に被訓練生の死亡事故は少ない。一旦事故が起きた場合激しい衝撃が身体に加わり脊髄損傷など重大な身体障害を受ける可能性が高い。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
スカイダイビングやってみたいけど、本当に怖いですよね。
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